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春の妖精!? [生活]

2008年5月5日(月)

今日は、久しぶりに朝からどんよりとした雲が空を覆い、時折、雨と風。

夜明けと共に起きて、水を持ってポロのお墓に行き、土の付いたままの墓標の石を
きれいに洗う。
瞼が泣きはれているのが、鏡を見なくてもわかる。
それでも、ポロの墓の前にたたずむと、止め処もなく涙が溢れ、嗚咽が止まらない。
それでも、開店準備はしなければならない。
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朝食をしながら、ポロのことを考えると、涙がこみ上げてきて、テーブルを濡らす。
「ポロのことを考えると後悔ばかりがこみ上げてくるよ。
あの時、ああしてやればよかったとか、なぜあの時夕食を先に出さなかったのかとか
ポロの綱を外さなければよかったとか…」と僕が言うと
「そんな風に考えずに、やせ衰えて死に場所を求めて、ここにやってきて
愛され、かわいがられて、最後の世話をしてくれる人を見つけて、
ポロは幸せだったんではないかと考えたら」と妻が言う。
「幸せの絶頂で最後を迎えることが出来たと思わなければ…」と妻も声を詰まらせた。
「ポロは、春の妖精だったんだと思う。kazeの桜の開花と共に、ここにやってきて
ウエルカムロードの遅咲きの八重桜が散るのと一緒に散って逝ったんだから…」
「そうだね、そう思わなければ…・」

しかし、突然僕らの前に現れ、ここに住み着き、突然逝ってしまったポロのことを思うと
ポロは、僕らに何を語りたかったのだろうと考え込んでしまう。
僕らは、ポロから何を学ぶべきなのだろうか?

「ポロが国道に死ぬために入ったような気がする」と僕。
「なにか不思議な力に導かれて国道に行ったとしか思えないわね」と妻。
勝手口を通るたびに、そこにポロが寝そべっているような気がした。
妻もそうだという。

開店後、僕は登録事項変更届けのはがきを葛川郵便局に出しに行った。
帰ってみると、いつもより早くモモちゃんが来ていて、
僕の姿を見ると、両手を挙げて、僕の肩を叩き、慰めてくれた。
きっと、妻からポロの死を聞いたのだ。
モモちゃんも、ポロの墓にお参りし、涙を流してくれたとか。
マスターは、今日の天気のようにブルーなんだとモモちゃんが言う。
全く、その通りで、じっとしていると、ポロのことを思い出して、涙、涙である。
厨房の片隅で、鼻を鳴らしてしまう。

こんな日に訪れてきたお客さんに、
「チャイがとても美味しかったよ!」といわれると、なにか救われたような気がする。

午後、妻は、雨の中でテラスを長い時間かけて、たわしで磨き上げた。
なにかしてなかったら、悲しみに飲み込まれそうだったという。


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コメント 3

津坂(おサルのボス)夫婦

何と申し上げてよいのか?言葉もございません。
連休の最終日、妻と「コーヒー」でも飲みに行こうか?と、1号線を西へ・・・
KAZEに到着、犬の鳴き声を期待してウエルカムロードに入ると・・・静か?
店に入るとご夫婦の顔がいつもと違う?奥様からお話を聞いて驚きました!KAZEに向ったのも虫の知らせだったのか・・・

我が家の先代の「ペロ」
子供達の目の前で出産~家族の車の中で死・・・
身を持って、愛と命の大切さを娘たちに教えてくれました。
お蔭で「優しい娘達」に育っています。
現在の「ラブ」
元気に8歳を向かえ、三人の娘の旦那・彼が来ると~私達以上に尻尾をフル回転!特に男に過剰な反応を示す雌犬です(*^^)
留守の時は、玄関に置いた椅子に座って「番犬」をしてくれています。

ペットの死~十分に悲しみは分かります・・・・哀悼。

元気を出してください!また行きます~スーパーカブに乗って(*^^)
by 津坂(おサルのボス)夫婦 (2008-05-09 06:53) 

ビス

今度は相方とちゃいをいただきにまいりますね
by ビス (2008-05-09 09:25) 

kazenotomo

津坂ご夫妻、ビスさん
本当にありがとう!
by kazenotomo (2008-05-09 12:14) 

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